ATとMTどっちがいい?メリットとデメリット完全攻略!
ATvsMT① 教習時間は?料金は?難易度の違いは?
ATvsMT② 乗れる車の種類は?車の価格や売値の違いは?
ATvsMT③ 燃費は?維持費の違いは?
の記事に続く「ATvsMTシリーズ」。

今回は、ATとMTどっちがいい?メリットとデメリット完全攻略!の表の中のうち、
雪道で&渋滞で運転するときAT車とMT車とではどう違う?」、
「運転していて楽しいのは&眠気に襲われにくいのはどっち?」
というように、実際に車を持って運転してみないと分からないようなことを解説していきますよ!

(ATは狭義には変速機自体を指しますが、このページでは広義的に自動クラッチ機構の意味としています。そのため便宜上、CVTやDCTやAMTなども含んで解説します。)

雪道での運転 引き分け

AT車とMT車では一長一短です。

ATの場合

発進する際、不用意にアクセル開けるとタイヤが空回り(ホイールスピン)する恐れがあります。この状態は車のコントロールが一時的に利かないので危険です。クリープ現象を利用したり、ゆっくり少しずつアクセルを踏むように慎重に発進する必要があります。
しかし、この発進時の空回りを防ぐスノーモードという機能が付いている車もありますので、このスノーモードがある場合は積極的に活用すると良いでしょう。

また、停止する際もポンピングブレーキが大原則で、軽く何度もブレーキを踏みましょう。そうしないと簡単にスリップしてコントロールを失う可能性があります。特に下り坂やカーブは要注意です。
急な下り坂ではロー~サード(1速~3速)等でエンジンブレーキを活用し、フットブレーキの割合をできるだけ少なくすることも有効ですが、シフトチェンジする際はスリップのリスクが伴うのでその場での状況判断が大切です。

MTの場合

発進する際、ロー(1速)だとトルクが大きすぎて、AT車と同様にタイヤが空回りする恐れがあります。平地でもなかなか発進ができなかったり、ちょっとした上り坂ですと事故を起こす危険もあります。そういう場合はよりトルクが少ないセカンド(2速)で発進するといいです。トルクが小さい分エンストする可能性も上がるので、事前に軽くセカンド発進の練習をしておくといいでしょう。

逆に、停止の際はエンジンブレーキを使用することで柔軟にブレーキ操作ができるので、AT車よりも有利かと思います(もちろん急な減速チェンジは禁物です)。

また、スタック(タイヤが雪にはまること)した際や轍(わだち=通った車が道に残した車輪の跡)にはまった際には、「発進」と「ニュートラル(クラッチを切る)」or「リバース(後退)」を交互に操作することで、振り子のように反動をつけられるので脱出が比較的しやすいです。
AT車では、車が完全に停止した状態でないとRレンジに入らないため、振り子のように脱出する方法はできません。

渋滞時 軍配AT

特に渋滞のときににはAT車の恩恵を得ることができます。まず燃費です。これは前回のATvsMT③ 燃費は?維持費の違いは?の記事に詳しく書いてあります。

そして燃費以外にも、MT車は発進や停止でクラッチ操作が必要なため、半クラッチの多用によるクラッチ板の磨耗が痛いところです。

MT車の場合、停止中にニュートラルいれることで休むこともできなくはありませんが、坂道では勝手に車が動いてしまいますし、ブレーキランプが付いていないことで後続車に追突されてしまうリスクもあり、あまりオススメはできません。

操作感 軍配MT

ATに比べて免許の取得や操作自体の難易度が高いMTですが、操作に慣れてしまえば「manual=手を使う」という英語の意味の通り、自分で車を操るような感覚を味わうことができるため、今なお根強い人気があります。
車を運転する楽しさを味わいたいなら断然MT車がオススメです。

AT車は運転が楽にできる分単調になりやすく、自分で車を操るような感覚は味わいにくいです。普段の移動手段が目的であったり都市部で運転する場合はAT車が良いでしょう。

眠気 軍配MT

運転してみるとわかりますが、操作が簡単なAT車と比べて、シフトレバー&クラッチペダルの操作も必要になるMT車は居眠り運転が起こりにくいように感じます。

熟練な方によっては慣れすぎてMT車の運転でも単なる「操作」になってしまっている方もいらっしゃるかもしれませんが、私のようなまだまだ未熟な身ではMT車の運転中していて眠たくなることはとても少ないです。

まとめ

いかがでしたか?

状況によってそれぞれ得て不得手があることが分かります。
渋滞が多い都市部で運転するのか、雪が多い地域で運転するのか、車の運転に楽しさを求めるかなど人それぞれ目的が違うと思いますので、どちらにしようか悩んでいる方はこの記事を参考にしていただければと思います。

次回は安全性の観点からAT車とMT車を比較していきたいと思っています。

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