前回のATとMTどっちがいい?メリットとデメリット完全攻略!の記事で、「ATvsMTはそれぞれ一長一短」ということを表で示しました。
今回からはその表の内容を詳しく解説していきます。

今回はその中で教習の時間と料金操作の難易度について具体的に掘り下げていきたいと思います。

違い1 教習時間

時限数(授業の数)はAT免許(限定免許)とMT免許とでは時限数が違います。

1限=50分
AT→学科26+技能31=57
MT→学科26+技能34=60

学科教習は主に教室での授業、実技教習は実際に運転する授業です。
ATとMTとで違いを見たときに、学科は同じですが技能は3時限分ATの方が短く、その分早く教習を終えることができます。
ですので友達と合宿教習で免許を取る場合に片方がMTで片方がATであれば、一緒に入校しても卒業のタイミングがずれる、つまり帰宅するタイミングがずれることになります。

違い2 料金

教習時間が多いと言うことは料金もその分高くなります。

教習所にもよりますが、ATとMTとでは約1万5000円ほどの差があります。

ただしAT免許取得後に限定を解除する(MT車も乗れるようにする)場合は話が別です。AT限定の免許を取ってから限定解除をする場合、料金は教習所にもよりますが最低でも5万円以上はかかるようです。
つまり最初からMTで取るより最低でも3万5000円は損をするということです。もちろん延長すればさらに料金がかかります。

ともあれ最初にかかるお金はAT免許の方が安いので、学生の方などお金がない人はまずATで免許を取得して、お金が貯まったあとに限定解除をすることも一つの手だと思います。

違い3 教習車

技能教習で3時限の差があることは書きました。
「なんだ、そんなもんか」と思った方がいたかもしれませんが、これは「単純な3時限の負担の差」というわけではないんです。

どういうことかといいますと、
MTで免許を取る場合はほとんどの技能教習がMT車となり(AT車に乗る機会もあります)、AT限定で取る場合は全ての技能教習がAT車になります。つまり、3時限だけ違うのではなく他の約30時限分も負担が違うということです。

1限=50分
       ↓全部AT車
AT→学科26+技能31=57
MT→学科26+技能34=60
       ↑ほとんどMT車

言われてみれば当たり前の話ではありますが、教習時間の差ばかりに気を取られていると意外と盲点となってしまう部分です。

違い4 操作の難易度

AT車は足元にペダルが2つ(左からブレーキ、アクセル)で、自動でギアチェンジがされます。簡単に言えばハンドルとアクセルとブレーキである程度の操作が完結する車です。そのため障害のある方でも操作がしやすいです。
またMT教習で苦戦する方が多い坂道発進ですが、AT車は前への推進力があるためMT車より後ろに下がりにくく、運転車への負担が軽いです。

一方、MT車は足元にペダルが3つ(左からクラッチ、ブレーキ、アクセル)+シフトレバーがあり、車の速度に応じて手動でギアチェンジを行う仕組みの車です。ギアチェンジや停止および発進の都度クラッチ操作が必要になります。

ギアチェンジは自転車の変速をイメージすると少しはわかりやすいかもしれません。
しかし、自転車より操作が複雑なのと、これらの操作を間違えるとエンスト(和製英語であるエンジンストップの略)を起こしてしまいます(英語ではエンジンストールと言います)。文字通りエンジンがストップしてしまうのです。そうなった場合はすぐにブレーキを踏んで車を停止させ、再度エンジンをかけなおす必要があります。

このようにAT車には無いさまざざな操作を自ら行う必要があるのでATよりも難易度は高いです。

よって教官から注意されたり怒られたりする頻度も格段に上がります。

まとめ

いかがでしたか?

多くの方が気になるであろう料金や難易度に関してはMTよりもATの方が敷居が低いものになっています。
ただ遠い目で見てみると、限定解除での余分な出費等の負担もあり一概には言えません。

ATvsMTシリーズは今後も続きます。お楽しみに。




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